ガチ中華と多様性と
2023/11/28
こんにちは!
株式会社Leapの採用ブログをご覧いただきありがとうございます!
今日は最近お気に入りの本を紹介したいと思います。
それがこちらの
『新しい家中華(著:酒徒 マガジンハウス)』
この本はタイトルの通り、「中国の家庭で実際に食べられている中華料理」にフォーカスを当てたレシピ本です。
私は趣味でたまに料理をするのと中華が好きなこともあり興味を持って買ってみたのですが、いざ読んでみると、日本の一般家庭で食べられる”和食”が寿司や天ぷらではないように、中国の一般家庭で食べられている料理は、いわゆる日本人が考える”中華”とは限らないということに気付かされる本でした。
例えば、レシピの最初に紹介されている『肉末蒸蛋(ロウモーツェンダン)』は豚ひき肉を使った茶碗蒸しです。
中華料理に茶碗蒸し?と思った方もいるのではないでしょうか。
しかも味付けは”中華”と聞いて想像される濃厚な胡麻油やコクのある豆板醤や甜麺醤、塩気の強い鶏ガラスープとはまったく違い、使うのは醤油、紹興酒、塩だけ。溶き卵に水と調味料、ひき肉を加えて蒸すだけの非常に簡単な料理です。
それでも出来上がりは弾力があり柔らかな卵の中に豚ひき肉から出た旨味が溶け合い、非常に滋味深い味わいで、初めて食べたときは驚きました。
そして感じたのは、こういった『海外の日常』が日本にいて簡単に手に入るようになったのは、ひとえにネットと情報網の発達によるものなのだろうなあ、ということでした。
特に最近は『ガチ中華』という言葉の流行からも見られるように、日本人向けにアレンジされたものではない、本場そのものの味が好まれる傾向が強くなってきているような気がします。
今の若者世代はインターネットを使って自分から能動的に情報を取りに行くことに慣れており、”誰かの手を経た”情報より、現場・本人・本場から発信される”生”の情報を偏見なく好むのかもしれない、なんかとも考えます。
ただ、自分はそれはとても良い事だと思っています。
インターネットが世界を広げたことによって様々な人が国境や文化の壁を超えて繋がりあえる時代がどんどん近づいてきていると思います。
特に東京にいると、街のあらゆる場所で働く人・観光客を限らず外国人を見かけることが日常になりつつあることを感じます。
そうして最終的に日本という国のもとで様々な人や文化が混じり合い、より多くの人が日本という国を好きになってくれたらいいな……などと考える日々なのでした。
そして、これからどんどんネットは発達し、AIは言葉や技術、環境の壁をどんどん取り払っていくと信じています!
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以上、ブログ担当でした!また次週!